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812/813鞍目 女王陛下の如く [第19章]

 2009-09-18(Fri) 通算812/813鞍目
■朝起きると寒いくらい。
今年も高速道路の植栽にピラカンサのオレンジ色の実が目立ってきた。
クラブ周辺の田んぼも稲刈りが始まっている。
■午前中は【ひなげし】に乗る。
彼女がとてもいい子なので、楽しいひと鞍になった。
先生は特に何もおっしゃらないので、次に彼女に乗る時からは、もう少し運動の精度を上げることを課題にしよう。
■お昼時になっても気温は上がらず薄ら寒い。
霧雨が降り出して、長袖のアンダーウェアにポロシャツといういでたちでは冷えてくる。
秋冷は身体に悪い。
案の定、くしゃみが止まらずアレルギー症状が出始める。
車を運転するので眠気をもよおす坑アレルギー剤が使えない。
あと1歩症状が進めば、粘膜浮腫に喘鳴、呼吸困難への坂道を転げ落ちていく。
とりあえず、βstimulatorで対処。
このまま帰宅しようかとも考えたが午後は【ろーざ】。
石にかじりついてでも乗りたい。
■馬装のために繋場につれてきて彼女に挨拶する。
「午後は私よ、よろしくね」
かたわらに立って首筋を撫でるとあったかい。
それまで身体の芯まで冷えていたのに、ふわぁと温かさが乗り移ってくる。
首筋から肩背中にかけて凍えて固まっていたものが溶けていくようだ。
時折経験する不思議な感じ。
物理的に温かさが伝わるのとは違って、心と身体が瞬時に暖められて楽になる感じ。
「【ろーざ】、君は何か特別な力をつかったでしょ?」
馬に励まされて馬場に出る。
■左の肩から逃げそうになる時は、まず左の脚で合図してから押し手綱で規制するとすっと収まるようになった。
彼女との扶助の約束がだんだん固まってきて、お互い通じずに爆発する場面が無くなった。
「どう?」と先生に尋ねられるので「とてもいい感じです」と応える。
「週末にジュニアを乗せてレッスンしたらちゃんと動いたよ」と教えて下さる先生。
そりゃあ、【ろーざ】は頑固でもお仕事嫌いでもないんです。
ただ扶助に敏感で素直すぎるから、上に乗った人がガチャガチャ動くと混乱してパニックになるだけなんです。
「そうですよ、何も余計なことをしなければきちんと動くんですよ」と私。
【ろーざ】ファンクラブの会長職にある私としては、彼女がちゃんとお仕事したという話を聞けば嬉しくなる。
■最初は楽にリズムとバランスだけでどんどん動いてもらって、それから丁寧に手綱をとっていく。
いきなり乱暴な合図は絶対にしない。
次はこんなことがしたいなあという意図をまず伝える。
弱い微かな合図。その時は従わなくてもよいけれど次に少しだけ強い合図で従ってくれた時は、すかさず愛撫して褒める。
そうすると次からはほとんど何もしなくてもスルスルと動いてくれる。
このツーカーで伝わる醍醐味。
馬がどんどん前に出てくれるので、私は女王陛下の如く馬に跨がっていればよい。
女王として威風堂々とした姿勢でいるには、どんな時でも頭を上げていること及び背中を見つめられているという緊張感を保つことかな。
【ろーざ】はどんなに元気よく動いていても必ずストンと止まってくれる安全な馬だから、本当に女王の愛馬にふさわしい。
■駆歩も堪能して、最後は「キャバレッティーを使いたいのでしばし馬場を優先して使わせて」と周囲に断って、コース走行してのキャバレッティー通過を楽しむ。
私の体調が良くなったら、絶対障害の練習しなくては!と決心した。
なぜなら、本当に楽しそうに横木に向かっていく彼女。
初心者のお相手では丸馬場やサイドレーン付きも仕方ないけれど、のびのびと動けるレッスンがあってもいいはず。
彼女のファンクラブ会員が増えることを心から願ってやまない。
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