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755/756鞍目 ブランコの鎖 [第18章 バランス追求編]

 2009-01-28(Wed) 通算755/756鞍目
■この1月は、金曜日になると雨が降り規則正しく通えない。
10日も2週間も空いてしまうと、まったく違うことが頭の中を占めてしまう。
乗馬に関する行動一式をデコードするのが大変。
「何だっけ?」といちいち思い出さずに済む間隔で通うのが一番。
理想は、週3回。
最低でも週1回は必要と思われる。

■本日のお相手は【てんてん】君と【ひなぎく】ちゃん。
メインパートナーの【くれよん】君は左目の不調で再び休暇に入ってしまった。
■先生から注意されるのは、
「膝がぱかぱか開いているよ」
「拳が揺れている」
「左手前の駆歩で腰が鞍から離れたり着いたりするから、馬の背に衝撃として伝わっている」
「右にもっと乗って」「右肩を開いて」
等の振り出しに戻ったかのような姿勢の矯正に関すること。
■自分の中では、
〈脚と拳の大きなバランスの循環の中で、人も馬も楽に動いていけるベクトルを探る〉という大きな課題に向けて動いているのだが、その前段階でもたついてしまう。
もっと馬を前に出さなければと焦って自分一人が馬上で暴れていたり。
内側に向けて外方手綱にしっかりとしたつながりを感じたいと願っても、すか〜とした手応えしかなかったり。
「うまくいかないなあ」とあれこれ操作しても決定打を見出せないときは、必ず先生の姿勢に関する注意が降ってくる。
「また振り出しに戻ったような注意だぁ」と内心がっかり。
「馬がスムースに動いてくれない時は、私の姿勢も悪くなってしまうんだってば」と思うが、姿勢の悪さが先か馬の動きの悪さが先か?のタマゴとニワトリの関係。
この悪循環を断つのは、どんな時も基本に戻って「人の方がまず、まっすぐ真ん中、無駄な力を入れずリラックス」と原点に戻るに限る。
意図してそのとおりに出来るわけではないが、先生からの注意やアドバイス、調整を受けているうちに、いつの間にか馬と気持ちよく乗れている時間がやってくる。
■春夏の頃は、一挙手一投足に先生の注意が飛んで、次にどんな運動や動作をすべきなのか全てにわたって指示を受けていた。
それが今では「いつものように」と言われただけで、後は自分と馬との世界。
駆歩が出せたとか、巻き乗りが出来たということより、
馬が気持ちよく前に進んで、それが手綱の手応えとして常に感じられ、しかもそれが次の運動したい方向にスムースに流れ込んでいくかという目に見えないバランスが相手。
良いのか悪いのか、次はどうすべきかを自分で考えなければいけないのが心もとない。
馬と人との動的平衡の中心を捕まえることができると楽に静かに乗っていられるのは、事実なのだが…
「何をどうしたらこうなるのか」を列挙するとものすごい数になりそう。
つまりは、騎手のバランスや騎座の安定、馬の前進気勢に内方姿勢、ハミの安定とハミに出る馬のパワーを受け止める拳云々、全てなのだ。
細かなことの全てがひとつのバランスに結実するってことか。
先生が細かな指導をなさらないので、客観的にどうなっているのか自分ではよくわからない。

■今日の感想は、
「駆歩ってこんなに楽なものだったのか?」
駆歩でも馬の首をつり下げる感覚を持つようになってから、しみじみ実感として「駆歩が楽だ〜」と感じる。
大きく動く馬の背中にしがみつくものではなく、つり下げられた木馬にのって前後に揺すられているような安定感がある。
先生が見て下さる時に「肘の開閉を意識して」とよく注意をされるが、これはブランコに乗る時に鎖を握っている感じに通じる。
人の身体が前後に揺れても、握っている拳の位置は変わらず、肘や肩の関節が屈曲伸展して体躯との位置関係を調整している。
かつて「拳を動かすな」って注意されたら、上肢全体を固定して動かないようにしていた。
指示通りやっているのに出来ないのも無理はないなあ。
■駆歩で拳が回るのは、騎手のバランスが悪くて手綱につかまってしまう場合と動かすまいと思って余計に動いてしまう場合がある。
前者は、馬の首の動きと逆になるけれど、後者は首の動きに同調させるから手綱の張力はほとんどかからない。
「拳をあげて肘をたたんで」というアドバイスは、ついつい上肢を馬に差し出してしまう初心者の癖から、肘関節の開閉を思い出させるきっかけになる。
■振り返ると面白い。
最初は長手綱で腕差し伸ばし。
やっと手綱を短くピンと張って持てるようになっても腕は伸びたまま。
そして、ようやく自分の腕も畳めるようになってきた。
それだけ馬のパワーを直に感じられるようになったのだ。
■直進の駆歩していて外側に出したり内側に入れたりする時に、バランスが微妙に外や内に流れ込んでいくのが拳を通してものすごく良くわかる。
【てんてん】君の右手前と【ひなぎく】ちゃんの左手前では、一歩ごとに感じられて面白い。
反面、ちょっとしたバランスの崩れがうまく立て直せない手前もあって、前にのめって速歩に落ちたり、バランス悪いまま頑張って駆歩続けようとしてくれるのも感じられる。
英語が聞こえる耳って表現があるけれど、馬語が突然聞こえるようになるってこともあるのかも。
先生は「よく乗れてたよ」と総括して一言しかおっしゃらないので、自分の感想が唯一のよりどころ。
■【てんてん】君や【ひなげし】ちゃんの場合、もっとまとまってくるとメリーゴーランドのお馬ちゃん感覚に至るんだろうな。
【くれよん】や【δ】みたいな、ゆっくりとした上下動のみが感じられる駆歩に。









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