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753/754鞍目 問題は膝下 [第18章 バランス追求編]

 2009-01-16(Fri) 通算753/754鞍目
■職場で嫌なことをすり抜けるのに、「乗馬での経験が生きているなあ」と思うことがよくある。
強烈なネガティブプレッシャーをかけてくる上司に対してとか、朝出勤したくない時とか。
「こっちがビクビクオドオドすればするほど悪循環」
「その時、できることしかできない」
「上司なんて暴走する馬に比べればなんてことない」
「嫌だなと思うことと、実際にやることは別物として切り離す」
「酷暑も極寒の時も馬に乗りに行ける自分がいるんだから…」
「思うように上達しない自分を投げ出さない」
時間と労力を消費するだけで、何も生み出さない趣味の乗馬だと思ってきたが、意外なところで役立っている。
■今朝の最低気温が -6℃。
「馬場はまだ固いところがあるから、ゆっくり準備して」と馬場開場は10時台後半になる。
本日のお相手は【くれよん】君。
午後は【てんてん】君。
どちらも、跳ねたり、期待以上によく走ったり。
「元気なんだなあ」
「ちょっとしたことが馬に強い扶助に感じられて、かりかりしたりするんだろうなあ」
とは先生の談。
■ゆっくりとした上下動だけが感じられる駆歩が、なかなか続かない。
馬場半周ほどは「そうそう、こんな感じ」なのだが、何かの拍子ですぐにのっぺり。
「馬が伸びてきちゃっているから」
「外側の手綱で馬を回すんだよ」
ううむ、何をどうすると馬が伸びたりまとまるのか、皆目検討がつかない。
先生に手綱や姿勢をあれこれ注意されてストンとはまれば、
「そういい感じ」「それを覚えておいて」
言われればできても自分の回路が出来ていない段階なのだ。
■馬がきちんと動かない原因は、スムースに行かない時になんとかしようとして昔の癖がでてくること。
脚を使うのも、馬の反応が悪いと膝下に力が入り流れてしまう。
というのも、鐙を踏んでいる状態はつま先でサンダルを突っかけているようなもの。
脚を使おうと意識すると、膝下を大きく動かすためにつま先の力が自然に抜けてしまう。
これが、膝下があがって後ろに流れる原因のようなのだ。
先生は軽速歩で立ち上がった時と同じように、まっすぐ下におろした状態で脚を使うようにと言う。
えぇ〜、まっすぐのまま脚を使うには、股関節から動かす以外にないではないか。
強い合図をしようとしたら、股関節からは動かせない。
「だから、鞭を使えって言ってるでしょ」
はい、その通りでございます。
■これまで脚と言えば、踵やふくらはぎを動かして蹴るとか押すというイメージで身体を使ってきたが、これからは違うイメージが必要。
脚も合図に過ぎない、馬が動くのは全体のバランスがその方向に流れ込んでいくから。
流れ込れむ先の体勢が整っているか、合図その後の自分や馬の全体像に目配りができないとダメなんだなあ。
馬を内側に向けるのも、その流れを受け止める外方があってこその内方姿勢なのだ。
つい「もっと内側向いて」と内方だけを引いてしまうのは、目先にくらんで全体が見えていない証拠というわけ。
もっと空間的にも時間的にも視野を大きくとらなければ。




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コメント 4

yo-yo

はじめまして。
1年前に乗馬を始めたおばさんライダーです。
しかしまだ60鞍にも満たないよちよち歩きです。(週1回1鞍くらいですので)
先週、駆歩が難しく、嫌な気持ちを抱えて帰宅、ネット検索していて、もちぇさまのブログに出会い、感動しました!
もちぇさまの700鞍あまりという熱心さもありますが、乗馬練習の表現力に目からうろこが!!
馬との手綱を通しての駆け引きというかコミュニケーション。
馬ズボンというイメージで作る身体の動き。
メンタル面の大切さ。
たくさんの乗馬の本でもわからなかったことが一気に落ちた感じでした。
そして、きょう、はじめてとても気持ちよく駆歩ができました。
もちろんまだまだビギナーですが。
トレーナーの先生から言われた「草原を駆ける女王のように」がイメージできました。もちろん、馬ズボンをはいて!
これからも楽しみにしております。

by yo-yo (2009-01-17 21:12) 

もちぇ

yo-yoさま、はじめまして。
ご訪問とコメントをありがとうございます。
そして、気持ちよい駆歩ができたんですね。
おめでとうございます!!  何よりです。

乗馬って、道具を使うスポーツと違って、自分の力で動かすものではないし、ましてやハンドルやスイッチを押せば必ず作動するものでもないんですよね。
感覚と意志と感情を持つ生き物との身体的コミュニケーションなのだと理解するのに、私は何年もかかりました。
騎乗時のイメージは人それぞれとは思いますが、うまくいったときの感じを大事にして、それを目指して頑張ってくださいね。

これから先の乗馬ライフが、人も馬も幸せであるよう心から祈っております。
by もちぇ (2009-01-18 10:33) 

Sundy

もちぇさま こんばんは

私ももちぇさんと同じように思っています(笑)
「職場で嫌な事をすり抜ける」のに「乗馬での経験が生きているなぁ」って。
職場で嫌な事があっても、馬のために頑張れる・・・かな。

by Sundy (2009-01-19 00:15) 

もちぇ

Sundy さんも同じでしたか〜
気がつけば、日常に深く乗馬がしみ込んでいるんですね。
馬の顔を思い出すと力が湧いてくるなんて、普通のヒトじゃなくなっているのかも。



by もちぇ (2009-01-19 22:11) 

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