So-net無料ブログ作成

あっ、これいい! [ひとりごと]

 2008-08-25(Mon)
■書店で手に取って「あっ、これいい!」と即購入。
とにかく写真がきれい。
特に馬と人の関係を意識的に映像化しているのに引き込まれた。
だって、馬がかわいく写っている。 
馬の表情が豊かで人をきちんと意識している。
■乗馬の入門書をいろいろ読んできたが、
人が美しいポーズを取っていても、馬は無表情だったり辛そうだったりする。
「馬を思いやれ」と文字で書いてあっても、馬は道具の一部でしかないのを写真が雄弁に語っている。
そんな中でこの本は異色。
■さらに、騎乗者モデルが美しい。
雑誌の[初めて馬に乗ってみました特集]では、きれいな女優さんやモデルさんが出てくるが、
顔かたちがきれいでも騎乗姿は決して美しくない。
この本のモデルは、騎乗姿も含めてすべてがきれい。
ヘルメットの下にきちんと束ねられた髪と耳飾り、さわやかな横顔。
すっきりしたスタイル。
ああ、私の理想だな〜。
■読んでいて思わず唸ったのは、章のサブタイトル。
【美しい常歩を習得する】
【気品ある正反撞を習得する】
【優雅な駈歩を習得する】など
うわっ、何という形容詞を使うのだ。
【正確な図形】とか【整ったリズム】なら良し悪しの判断もつきやすいけれど、
気品とか優雅さで目指すべき歩様を示すとは…
でも、この形容詞ってぴったりだと思う。
正反撞はまさに気品。
どかどか跳ねたり、お腹で反撞を抜いてヘコヘコ動いている様は品がない。
どどっと走られたり、こわごわ舟漕ぎ駈歩しているのも、優雅さとは程遠い。
このネーミングセンスは素晴らしい。
■一体誰がこの本を作ったのかな? と監修者・編者をみると、
監修:JRA馬事公苑 篠宮寿々海
編集企画:牧浦千晶 千葉裕子
イラスト:善養寺ススム
おお、隔月刊時代の『乗馬ライフ』でおなじみの方々。
篠宮氏のHow to 特集は非常に判りやすく、その記事は今でも大切にとってあるくらい。
馬の気持ちを思いやってコミュニケーションをとることや、騎乗技術の根幹はバランスであることなど、その理念はこの本に脈々と受け継がれている。
■最近の『乗馬ライフ』の編集の仕方や記事があまりにお粗末なので、よけいにこの本に出会えて嬉しかったのかもしれない。

■文字情報だけで判断するなら、これまでの入門書とあまり差がないと思う。
しかし、写真やDVDをぼーと眺めながら「こんな風に乗ればいいんだな」と無意識の中に刷り込まれるイメージとしては、抜きん出ていると思う。


はじめよう!乗馬―DVDで学ぶ・乗馬の教科書 (よくわかるDVD+BOOK)

はじめよう!乗馬―DVDで学ぶ・乗馬の教科書 (よくわかるDVD+BOOK)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: スキージャーナル
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 単行本





nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 4

ルフュママ

興味津々です!
早速、注文しちゃいました。
届くのが楽しみです♪
by ルフュママ (2008-08-25 09:54) 

もちぇ

うわっ、ルフュママさん行動が早いです! 

この本は、馬術的な難しいことの説明はまったくないんです。
まさに乗馬基本編。
でも最近、基本を正確に徹底的に身につけることの重要性がよーくわかってきて、それを的確に示してくれる本だなあと思ったわけです。

「何となく形になっていれば良し、馬が動いてくれればそれで良し」
ではなくて、
美しい姿勢とは何か、馬と一緒に動く時人はどう動いているのか等をじっくりはっきり見せてくれます。
DVDには、概略の解説しかありませんが、
スローモーション映像をじっくり見ていると、
馬の動きと人の動きがぶつからないために人がどうしたらいいかよく分かります。
例えば正反撞、人が馬の動きに遅れると、重力にしたがって落ちてくる人を今まさに持ち上がらんとする馬の背が真っ向からぶつかります。
「積極的に乗っていく」と解説されているのは、人が落ちた後の次の跳ね上がりを意識的に早めに準備することなのだと気付かされます。
お手本となる映像ですが、時にぴったり時にわずかにズレているので、その辺の良し悪しがはっきり判ります。

自分の映像もあれば、比較するともっとよくわかるとは思うのですが。

あらら、つい長話になってしまいました。
届いたらご感想聞かせて下さいませ。

by もちぇ (2008-08-25 18:26) 

ルフュママ

翌日には本が到着、仕事そっちのけ?で読んで・観てみました。
今までにありそうでなかった、いい内容ですね。
モデルさんの静かかつ、前向きな騎乗姿勢。
もちぇさんが書かれてる「積極的に乗っていく」が何となく分かった気がしました。女性の腰周りの関節が馬の動きに合わせて大きく動くのが分かりますね。

巻末の、馬が寄れるのは人のバランスの崩れから来る、はまるで自分自身を見ているかのようでした。
去年の今ごろ、私が乗る馬がみんな左に寄れるので困っていました。
アドバイスに従い真っ直ぐを心掛けますが、修正できず悩んでいました。
そんな時、体調を崩して紹介された先生に体のゆがみ、ねじれを修正してもらったんです。その後、ピタリと馬は寄れなくなりました。
馬がバランスを取るために寄れる、は本当だったんだと実感した次第です。
モデルの傾いてる様子、私そのものでした・・・!

いつも感じていることですが、もちぇさんの観察眼は素晴らしい。
あのビデオを見て、ここまで理解を深めておられるなんて。
とても勉強になりました♪
by ルフュママ (2008-08-28 17:02) 

もちぇ

ビデオ(DVD)付きの教科書って、これまでなかったですよね。
やっぱり静止した像より、動きを見て学ぶって大切だなあと思います。

ちょっと価格は高めですけれど、基本を徹底させるためには700鞍過ぎた今になって買っても惜しくないです。
by もちぇ (2008-08-29 09:43) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。